償却資産ってなに?
質問
固定資産税の対象となるものに、土地や家屋以外に償却資産があるそうですが、具体的にはどのようなものでしょうか?
回答
個人や法人で事業をしている人が、その事業のために使用している機械、器具、備品などをいいます。このような事業用資産を所有している人は、毎年1月1日現在の所有状況(資産の種類、名称、取得価格、取得年月、耐用年数)を1月31日までに、その資産の所在する市町村に申告する義務があります。ただし、耐用年数が1年未満または取得価格が10万円未満のもので、一時に損金または必要な経費に算入されたものや、一括償却の対象とされたものは、原則として課税されません。また、自動車税、軽自動車税の課税対象となるものは除かれます。なお、所有する償却資産の課税標準額(残存価格)の合計が150万円未満の場合は、免税点制度によって課税されません。ただし、申告の必要はあります。
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更新日:2018年11月02日