家屋の評価額と取得価格が違うのはなぜ?

質問

昨年、家屋を2,000万円で新築しましたが、固定資産税上の評価額は、1,500万円でした。この差はどうして生じるのですか?

回答

地方税では、固定資産の価格(評価額)は「適正な時価」をいいます。家屋の「適正な時価」を算出する方法としては、実際の取得価格、売買実例価格などを基準にする方法も考えられますが、これらを基準とすると、個々の取引事情などにより、甚だしい格差が生じ、不平等になってしまいます。そこで、このような問題を解消する方法として、現在取り入れられているのが「再建築価格方式」という評価方法です。これは家屋調査に基づき全国一律の基準(「固定資産評価基準」といい、総務大臣が定めています)により評価するため、極めて公平かつ適正であるといえます。また、新築時からの時間の経過により生じる損耗の状況なども考慮していますので、必ずしも取得価格と評価額は一致しません。

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更新日:2018年11月02日