ノロウイルスについて

乳幼児から成人まで幅広い年齢層に、主に冬に感染症胃腸炎を起こすウイルスです。

手指や食品などを介して、口から感染し、人の腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などの症状を起こします。

(患者の便やおう吐物には1グラムあたり100万から10億個もの大量のウイルスが含まれています。)

注意事項

ノロウイルスは食品中では増えず、人の腸管内で増えます。
感染すると、吐物やふん便中にウイルスが排せつされるので、次の事項に注意が必要です。

  • 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。2度洗い(「石鹸をつけてから水洗いまで」を2回行うこと)が効果的です。
  • 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱調理する。特に、カキなどの二枚貝の調理時に注意する。
    (85~90℃で90秒間以上の加熱)
  • 多数の人が手を触れる場所(ドアノブ、水道の蛇口など)や、調理器具等は洗浄後、次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌消毒を徹底しましょう。
  • 胃腸炎患者に接する方は、患者の便や吐いた物を適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
  • 食品事業者の方は、調理従事者の健康管理をしっかり行い、下痢やおう吐等の症状がある方は食品を直接取り扱わないようにしましょう。

詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。

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更新日:2018年12月14日