御前崎市第9期介護保険事業計画・第10次高齢者福祉計画

本市は、令和3年3月に「互いに支え合って暮らせる基盤づくり」「安心して暮らせるシステムづくり」「自分らしい生き方の助長」の3点を基本理念とし、高齢者福祉施策を総合的に展開しています。

介護保険事業計画と高齢者福祉計画は、この基本理念を踏まえ、3年を1期として策定されます。高齢者が地域で安心して暮らすことができるよう、高齢者福祉に関する施策を総合的に進めるため、2040年を見据えた長期的な視点を含む計画として策定しました。

2023年10月時点の人口推計によると、2040年の高齢化率は43％になると予測されます。今後は、高齢者の急増から現役世代の急減・後期高齢者の急増に変化することとなり、労働力不足や社会保障財源のひっ迫、介護人材の不足等につながり、地域経済や防災、公共交通、まちの賑わい等の様々な面に影響を与え、地域の活力を低下させる可能性があります。また、ヤングケアラーや8050問題、高齢者虐待等、高齢者福祉を取り巻く福祉課題は多様化・複雑化してきており、今後は、これまで構築してきた地域包括ケアシステムの更なる深化、地域共生社会の実現、持続可能な制度の構築等の高齢者福祉施策の展開が求められます。

• 御前崎市第9期介護保険事業計画・第10次高齢者福祉計画(PDFファイル:5MB)