認知症高齢者見守り事業

認知症の高齢者が、安心して地域で生活できるよう、見守り体制の構築を図ります。

認知症を正しく理解!認知症サポーターになりませんか?

高齢化の進行にともない認知症のかたの人数も増加傾向にあります。御前崎市では、「高齢者がいつまでも住み慣れた地域で安心していきいきとした生活ができるまち」を地域住民の力を合わせてつくっていくことを目標に、認知症についての勉強会『認知症サポーター養成講座』を開催しています。 認知症サポーターは何か特別なことを行う人ではありません。講座を通じて認知症を正しく理解し、偏見を持たず、自分のできる範囲で認知症のかたやその家族を応援するのが認知症サポーターです。 <講座の内容>

  • 認知症の症状と支援 オレンジリングをつける人
  • 診断と治療
  • 予防について
  • 高齢者との接し方
  • 認知症サポーターとして自分ができること

開催時間は1時間~1時間30分程度で、受講は無料です。

講師養成研修を受講した『キャラバン・メイト(講師)』を派遣いたします。

地域のみなさんの、ちょっとした気遣いや見守りが大きな支えになります。「地域の中で自分ができること」を一緒に考えてみませんか。 サポーター養成講座の受講者には、サポーターの目印として、「オレンジリング」を差し上げます。

 

御前崎市の認知症サポーターの状況

御前崎市の認知症サポーター:3,172名

(平成28年11月9日までの受講者数)

 

認知症サポーター養成講座受講団体

過去5年間に、受講してくださった団体を紹介します。

(講座を複数回受講してくださった方は、初回受講時のみカウントしています)

 

認知症サポーター養成講座の様子

平成28年度に開催した講座の様子を紹介していきます。

 

平成28年11月16日、「やさしい勉強会」6名に参加いただきました。
やさしい勉強会1 やさしい勉強会2

よつばの家のアットホームな雰囲気の中、クイズや事例を交えながら、とてもわかりやすく学ぶことができました。

「何回聞いても勉強になる。こういうところに出てきて話をすることが大切だね」

「家族にも聞いてもらいたいね」「言い方ひとつで全然違うね」などの感想が聞かれました。

今後、参加者のご家族様にも講座のご案内ができるよう、準備をしていきたいと思います。

 

平成28年10月31日、池新田高校福祉体験講座21名にご参加いただきました。
池新田高校養成講座

日常生活の中で何ができそうか、グループに分かれて話し合いました。

「身近なところでも気にかけることからはじめたい」「優しく接したい」などの宣言が聞かれました。

 

平成28年10月18日、比木地区住民32名にご参加いただきました。
比木養成講座1 比木養成講座2 

「3つの心得、驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないを忘れず接したい」

「認知症の人の気持ちになって接したい」など、対応の仕方や体操をわかりやすく学ぶことができました。

 

平成28年10月12日、本町老人クラブの女性21名にご参加いただきました。

「認知症を予防するために何をしたらよいのか?」「自分は大丈夫なのか?」と、関心を持って受講してくださいました。

「実際に介護をする年代の方にも、講座を聞いてほしい」と声があがりました。

 

平成28年10月4日、御前崎市役所の新任採用職員他42名が参加しました。

認知症を理解し、事例を通して高齢者の気持ちを考えました。

職員全員が認知症サポーターとして、地域で、職場で、すべての市民に寄り添う対応をめざします。

 

平成28年6月から9月(全7回)、東海清風園の職員207名にご参加いただきました。

職場だけでなく、「地域で何ができるか」「地域の中での取り組み」という視点を持って受講してくださいました。

グループディスカッションでは「声かけ・見守り・支え」「高齢者との交流」など意欲的な宣言が聞かれました。

 

平成28年7月20日、「やさしい勉強会」3名にご参加いただきました。

日常の生活場面から認知症と物忘れの違いについて考えました。70代参加者からは「家族にも認知症について知っておいてもらいたい」と声があがりました。

より広く、認知症の理解を広げていく必要性を感じました。

 

平成28年9月12日、掛川信用金庫の皆様24名にご参加いただきました。

 「1日に何度も同じ問い合わせを受けることもある。講座で学んだことを今後の対応に活かしたい」

「今まであまり関心がなかったが、周囲を見れば認知症らしい人がいる。心を寄せていきたい」等の感想がきかれました。

 

サポーター養成講座申し込み・問い合わせ先

御前崎市役所高齢者支援課地域包括支援センター

電話0537-85-1167

キャラバンろば

 

認知症高齢者等見守りネットワーク事業

平成24年10月1日より始まりました。認知症などにより、はいかいの心配される高齢者が行方不明になった場合、地域住民、協力事業所などのネットワークを活用し、早期発見と安全の確保、その家族を支援するシステムです。 平成28年4月からは、協力事業所に日常の生活や業務のなかでのゆるやかな見守りと、異常を発見した際の連絡をお願いし、高齢者や家族が安心して暮らせるまちを目指しています。

御前崎市の協力事業所の状況

御前崎市の協力事業所:85事業所(令和4年10月現在)

 

ご家族様へ

対象の方が行方不明となり、警察に捜索依頼をされた場合、本人の特徴を追加した情報を協力事業所(事業登録事業所、菊川警察署、御前崎市消防署、その他の公的機関、介護保険サービス事業所等)へ一斉FAX送信し、広範囲のネットワークでの捜索活動の協力を依頼します。

登録には申請書の提出が必要となります。ご希望される場合は地域包括支援センターまでお問い合わせください。

事業所の方へ

協力していただける事業所を募集しております。登録には認知症サポーター養成講座の受講と申請用紙の提出が必要となるため、ご希望される事業所は、地域包括支援センターまでお問い合わせください。

登録していただいた事業所へは、見守りネットワークのグッズを配布いたします。

申し込み・問い合わせ先

御前崎市役所高齢者支援課地域包括支援センター

電話0537-85-1167

この記事に関するお問い合わせ先

高齢者支援課地域包括支援センターはまおか
〒437-1692 静岡県御前崎市池新田5585番地
電話:0537-85-1167
ファックス:0537-85-1142

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更新日:2022年10月13日