御前崎市環境基本条例
今日、私たちの生活に影響を及ぼす環境問題は、大気汚染や廃棄物の増大などの身近なものから、地球温暖化や酸性雨などの地球規模のものまで幅広く広がっています。それら環境問題の原因の大半は、私たちにあります。
そこで御前崎市では、次世代に、豊かな自然とその豊かな環境の恵沢を享受する中で育んできた文化を引き継ぐため、市・事業者・市民の皆様が、環境問題に協力しながら積極的に取り組み、環境の保全と創造を進めていくための指針となる『御前崎市環境基本条例』を制定しました。(平成18年12月21日制定平成19年4月1日施行)
基本理念
- 恵み豊かな環境の享受と良好な環境の将来世代への継承
- 人と自然との共生の確保
- 環境への負担の少ない持続的発展が可能な社会の構築
- 地球環境保全の推進
定められている4つの責務
市の責務
- 環境の保全及び創造に関しての基本的・総合的な施策の策定及び実施
- 市民及び事業者の環境保全活動の支援及び協力
市民の責務
- 日常生活上の環境負担の低減
- 環境保全及び創造に自ら努める
- 市が実施する施策への協力
事業者の責務
- 事業活動が与える環境への影響の認識
- 公害の防止と自然環境の保全
- 廃棄物の適正処理
- 環境負担の低減が可能な原材料、役務等の利用
- 市が実施する環境に関する施策への協力
- 環境保全及び創造に自ら努める
滞在者の責務
- 市が実施する環境に関する施策への協力
- 滞在中の環境負担の低減に努める
- 条例が目指すもの
御前崎市環境基本条例は、市・市民・事業者・滞在者への共通課題として地球環境の保全をあげています。そして、それぞれ示された責務を全うすることで、積極的に環境の保全と創造に取り組み、環境への負担の少ない持続的な発展が可能な社会の構築を目指します。
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更新日:2018年03月09日