新エネルギー・省エネルギーってなに?

1.新エネルギーとは

新エネルギーの範囲については、これまでの技術革新の進捗等を踏まえて種々見直されてきました。新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)では、「技術的に実用段階に達しつつあるが、経済性の面での制約から普及が十分でないもので、非化石エネルギーの導入を図るために必要なもの」とされ、下図にある通り10種類が指定されております。

これが狭義の新エネルギーであり、現在、国の政策として、特に推進すべきものとされています。

広義では、太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことを指し、新エネルギーは再生可能エネルギーの中に含まれる位置づけになります。また、再生可能エネルギーの普及、エネルギー効率の飛躍的向上、エネルギー源の多様化に資する新規技術であって、その普及を図ることが特に必要なもの「革新的なエネルギー高度利用技術」として普及促進を図ることが必要なものとして、「ヒートポンプ」「天然ガスコージェネレーション」 「燃料電池」「クリーンエネルギー自動車」 等も広義では新エネルギーに含まれます。

新エネルギーの種類

資源エネルギー庁HPをもとに御前崎市作成

2.省エネルギーとは

「省エネルギー」とは、石油や石炭、天然ガスなどの限りあるエネルギー資源がなくなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことをいいます。

省エネルギーは、エネルギー安定供給確保と地球温暖化防止の意義を持っています。エネルギー安定供給確保については、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本にとって最重要課題のひとつです。また、地球温暖化防止については、温室効果ガスの大部分を占める二酸化炭素排出削減にむけて、省エネルギーの必要性が一層高まっています。

家庭のエネルギー消費

エアコン・クーラー等の家電製品の普及に伴い、家庭での電気の使用量は年々増加傾向でしたが、2005年度をピークに減少傾向にあり、特に2011年度からは東日本大震災以降の節電意識の高まりなどによって更に減少が進んでいます。

家庭の中で特にエネルギー消費量が多いのは、2021年度の状況で、家電・照明他(約34%)と冷暖房(約30%)となります。これらを効率良く使うことが省エネルギーにつながると考えられます。

家庭のエネルギー消費2023

出典:一般財団法人日本原子力文化財団ホームページ(原子力・エネルギー図面集)

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更新日:2023年07月13日