COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか?

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じる肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。

出典:一般社団法人日本呼吸器学会HPより

原因

 最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15~20%がCOPDを発症します。

出典:一般社団法人日本呼吸器学会HPより

症状

 歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。また、年齢とともに息切れや疲れ、だるさなどの症状となって現れ、ひどくなると、息苦しく人工呼吸器がないと生活できなくなります。

出典:一般社団法人日本呼吸器学会HP、公益財団法人結核予防会HPより

対策

 禁煙すれば、COPDの発症リスクを低下させるほか、進行を抑制することができます。喫煙習慣のある方は、これを機会に禁煙してみませんか。

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更新日:2019年02月26日