乳がん検診
乳がんは、乳房に固いしこりをつくる病気です。多くは乳管から発症し、「乳管がん」と呼ばれます。しこりを感じなくても、乳頭から血液などが出てきて見つかることもあります。乳がんは、早期発見・早期治療により、良好な経過が期待できます。触ってもわからない小さながんのうちに見つけるためにも定期的に検診を受けましょう。
結果が「要精密検査」となった方は、速やかに精密検査を受けましょう。
(参考)
対象者(年齢基準日は、その年度の4月1日)
- 御前崎市に住所登録している20歳以上の女性(偶数年齢)
検診内容
- 20歳~40歳未満:問診・エコー
- 40歳以上:問診・マンモグラフィー
自己負担金
- 1,500円(ただしクーポン券対象者は無料)
注意事項
- 自覚症状のある方は、検診ではなく、乳房外科のある医療機関へ受診しましょう。
- 乳房の構成(性状)は、主に脂肪と乳腺組織からできていて、その割合は人により様々です。健康管理の1つとして乳房の構成を知ることも大切です。
- 乳がん検診を受けることで、早い段階で異常を発見することができます。ただ、がん検診で必ずがんを見つけられるわけではありません。また、がんがなくても結果が、「要精密検査」となる場合もあります(擬陽性といいます)。以上をふまえた上で、定期的に(2年に1度は)検診を受けましょう。検診結果が「異常なし」でも、気になる症状がある場合には早めに専門の医療機関へ受診しましょう。検診に加えて、月に1回、乳房自己触診も行いましょう。
〇マンモグラフィの禁忌、検診を受けられない対象者
- 妊娠の疑いのある方、妊娠中、授乳中の方
- 豊胸手術や美乳手術経験のある方
- 胸にペースメーカーが埋め込んである方
- 頭の手術であるVP(脳室一腹腔内)シャント術後の方
- 体調の悪い方
その他
- 受診を希望する方は、随時ご連絡ください。(ただし、検診実施期間により受診できない場合があります。)
- 生活保護世帯の方は、事前申請により自己負担なしで受診できます。
関連リンク
- 市の検診一覧について(お申込みに便利な電子申請サービスもこちらになります)
- 国立がん研究センターがん情報サービス
- 公益財団法人日本対がん協会
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2020年02月18日