みんなでアクション!ピカッと作戦!
夕暮れ時や夜間の時間帯は、暗くなることで歩行者や自動車がお互いに見落としやすくなり、交通事故が発生しやすくなります。
特に秋や冬は日没時間が早くなり、帰宅時間と重なる等交通量も増えることから、注意が必要となります。
自分自身や他の通行者の安全を守るためにも、次のことに心掛け、交通事故を防止しましょう。
夕暮れ時や夜間における交通事故防止対策
歩行者の対策
- 歩行者は外出時に反射材を着用するようにしましょう。自発光式反射材は自動車から視認されやすいのでオススメです。
- 進行方向の安全を確認するため、暗い時間帯には懐中電灯を使用しましょう。
- 夕暮れ後に出かける際には、暗い色の服装を避け、自動車から視認されやすくなるようにしましょう。
自転車利用者の対策
- 自転車のライトを点灯し、進行方向の安全確認をしましょう。(自転車用ライトは約10m先まで照らすことができます。)
- 自動車から視認されやすいよう、ペダルや車輪等の動く部分へ反射材を設置しましょう。(反射材の脱落や破損がないか乗車前に確認しましょう。)
- 自転車後方に自発光式反射材を着用することで、後方から接近する自転車からも視認されやすくなります。
自動車利用者の対策
- 夕暮れ以降は早めのライトオンを心掛けましょう。(日没時間の早くなる秋・冬は16時頃が目安となります。)
- 対向車が来ていない際にはハイビームを活用しましょう。(ロービームは40m、ハイビームは100m先まで照らすことができます。)
- 交通ルールを守り、安全な速度で走行しましょう。(時速40kmで走行している場合、停止するまで約22mが必要となります。時速60kmの場合は約44m。雨の日は路面が滑りやすくなるため、さらに距離が必要となります。)
自動車運転手が視認できる距離
自動車走行中は、ドライバーも周囲の状況確認を行っていますが、夕暮れ以降は暗くなることで視認するまでに時間を要します。歩行者もドライバーが確認しやすいように明るい服装や反射材の着用するなど、交通事故防止に向け、お互いに思いやりを持った行動を心掛けましょう。
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歩行者の服装とドライバーが視認できる距離 暗い服装(反射材未着用) 約10メートル 明るい服装(反射材未着用) 約38メートル 反射材着用 約60メートル 自発光式反射材着用 約100メートル
更新日:2023年08月18日