消火栓格納庫(ホースボックス)の使い方・使用上の注意点

ホースボックスの使い方

1人での使用は危険なため最低2人以上で行ってください。

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(1)箱の中の器具を全部出し、消火栓のそばに運ぶ。

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(2)消火栓の蓋を開け、消火栓ハンドルを差し込みホースのメス金具を取り付けます。

※消火栓には角型と丸形がありそれぞれ開け方が異なります。

角型

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丸形

marugata

※メス金具を取り付けた後は引っ張って抜けないか確認してください。

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(3)ホースのオス金具が放水場所にくるように伸ばしてつなげていく。

※ホースとホースをつなげる際もお互い引っ張って抜けないか確認してください。

※伸ばす際、ねじれや折れがないようにしっかり伸ばしてください。(水圧が高いためホースに穴があいたり、先端まで水がいかなことがあるため。)

※火元に近づきすぎると危険なため一定の距離をとってください。

※ホース1本20mです。

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(4)先端に筒先をつなぐ。

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(5)筒先を持っている人の合図で消火栓ハンドルを反時計回りに回して放水開始。

※消火栓ハンドルを回すときはゆっくり開けてください。

※誰も筒先を持っていない状態で放水してしまうと筒先が暴れて危険です。

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火災発生時の注意点

通報・消火・避難

1 通報は119番です。

2 初期消火は消火器や消火栓を使用し消火してください。

3 避難は安全な場所に向かってください。

3つ同時にできれば良いですが、火災の程度で避難を優先すべきと判断した場合は、安全な場所に避難してください。避難する際は、周りに火事であることを大きな声で知らせてください。

 

初期消火の重要性

火災が起きてから3分以内に対処することが重要です。

火が小さいうちに消火活動を行って延焼を防ぐことで、被害を最小限に食い止めることができます。

通報して消防車が到着するまで平均7、8分です。

 

放射・放水時の注意点

天井まで火が届くような炎で消火不能と判断した場合は、消火をあきらめて避難してください。(消火器・消火栓)

筒先をしっかり握り、少し腰を下げ安定した姿勢を維持して離さないようにしてください。(消火栓)

助けを求めている人がいた場合は、消火より救助を優先してください。(消火器・消火栓)

電気火災(電線・ソーラーパネル等)だと感電してしまう可能性があります。距離を6m以上離れれば放水可能ですが、不安であれば避難を優先してください。(消火栓)

 

参考事項

町内会の訓練等で消火栓を使用する際は、消防本部に連絡をしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

消防総務課(警防係)
〒437-1612 静岡県御前崎市池新田5151番地の1
電話:0537-85-2656
ファックス:0537-85-2658

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更新日:2023年06月05日